dongdu.info

hitoshijuku

　　　近所の道端にタンポポが一本咲いた。素晴らしい黄色だった。春もここまで来たのだ。春になると人々は桜が咲くのを待つだろうが俺はその小さなタンポポのその色が大好きでいつも胸に秘める。　　　「大人は皆赤と黄色が好き。子供にはその気持ち分からないだろう」。昔、青が好きだった俺に李相美が言った。それは彼女の哲学だった。要するに時間とともに人は少しずつブルーといった夢想の世界からイエローまたはレッドの現実に戻るのだ。俺はその時あまり分からなかったけど今は彼女と同じことを考える。長い人生の中人間は最初の頃夢見るのに必死が、夢に疲れてから初めて目が覚め現実に戻るのだ。（再び夢に入るヒトもたまにいるけどね...

hitoshijuku

３月２２日、雨が降り続く。雨になるとなぜか落ち着かぬ。心の底に先祖達が残してくれた寂しがる遺伝子らが暴走している。「こんな物貰いたくないぞ」と彼らに言いたいけど既に貰った物は今更返すことは出来ない。クレームさえ出来ない。そして俺もまた同じ汚い手を使ってごっそりと子孫に渡す。こうやって人類は永遠と寂しがる連中になるのだ。この神様の大きな陰謀に俺も知りながら手を加えている。子孫達には申し訳ないと思う。尾崎の「I　LOVE　YOU」が流れている。切ない声で。涙がこぼれそうになった。愛に騙されている自分が情けなくて落ち込んでいるのは今の俺。男の連中は皆情けないと思う。決して俺だけの思い込みではない...

Đã tìm thấy 2 kết quả

Re:Nhật kí siêu ngắn

Re:Nhật kí siêu ngắn